JFE物流株式会社
ENTRY
WORK

物流技術

JFEグループの物流機能を、
設備から支える
MASAKI
KUROKAWA
黒河 雅樹
西日本事業所(倉敷) 
倉敷商品物流部 
物流技術室
2017年入社
※内容は2022年の取材当時のものです
1DAY SCHEDULE

1日の仕事の流れ

09:00
体調記入、メールチェック
11:00
作業現場の確認
12:00
昼休憩
13:00
室内ミーティング、担当案件の進捗報告
15:00
資料作成(社内外)や打ち合わせ(設備投資や改善テーマ推進、操業からの問い合わせ)
17:00
書類整理
18:00
翌日以降の準備、メール送付、退社
Q1

現在の仕事内容

安全で効率的な設備をつくる
私は所属する物流技術室にて、構内輸送・倉庫保管・船積み・トラック積みなど、鉄鋼製品がお客様のもとへ出荷される直前の輸送作業の効率化、安全化の検討を行っています。具体的には、鉄鋼製品が保管されている倉庫へ行き、輸送作業を行う作業者と密にコミュニケーションを取りながら、クレーンなどの設備の更新や、新たなシステムの導入を企画する役割を担っています。現場の作業者が安全に操業できる環境を整えることは最も重要であり、また人材不足は物流業界全体の大きな課題でもあるため、部署全体で作業の省力化、自動化を図ることを目的としています。
Q2

入社理由

鉄鋼物流の川上から川下まで
就職活動当時は漠然とスケールの大きな「船」に憧れを抱いており、物流や造船、海運などの業界に興味を持っていました。当社が約140隻の船を扱っていることはもちろん、鉄鉱石や石炭といった原材料の輸入から鉄鋼製品の輸出まで、一貫して手がけている事業形態も大きな魅力でした。また実際に入社してみると、取り扱う商材は数十トンもの重量があり、普段目にすることができないようなスケールです。私の勤務する西日本製鉄所は、世界でも有数の生産量を誇る製鉄所ですので、その一端を担えていることは、とても嬉しく思います。
Q3

仕事の醍醐味

陰で社会を支え、動かす仕事
巨大な重量物や、それらを運搬する大型重機を扱うときは、非日常的な空間で仕事ができていることを実感し、胸が高鳴ります。実際に携わった鉄鋼製品は、造船で用いられる厚板や自動車のボディとなる薄板、建造物の骨組みとなるH形鋼など、姿や形は変わりますが、社会に欠かすことができない存在です。目には見えないけれども、社会を陰ながら支え、世の中に貢献している仕事に、大きなやりがいを感じます。また設備の改善を重ねることで、当社やJFEグループ全体の安全性、効率性の向上に寄与できることも、この仕事の良さだと感じます。
Q4

今後の目標

「誰でも分かる」仕組みづくりを
西日本製鉄所は操業開始から半世紀以上が経過しており、設備やシステムはそれぞれ更新の時期・頻度が異なります。そのため、一つの設備だけのことを考えるのではなく、担当する棟やシステム全体を体系的に理解していなければ、「一つの設備は新しくなったけれど、別の設備が動かなくなる」などのトラブルにつながってしまう可能性があります。こうしたミスを避けるためにも、自分自身が設備・システムを俯瞰して捉えたうえで、誰でも簡単に理解できる仕組みづくりをしたいと考えています。
COMMENT

同僚からのコメント

説明するスキルは、社内外で欠かせない
大澤 翔吾
黒河さんは私の2年先輩にあたり、私が新人の頃からご指導いただいています。特に社内外でのコミュニケーションなど、参考にしている点が多々あります。例えば設備の更新に際して、上司や社外の関係者に対して説明を行うのですが、いかに簡潔に分かりやすく話を進められるかが重要になります。資料のまとめ方や論理的な話の組み立て方など、黒河さんは、誰でもすぐに理解できる説明をしているので、非常に勉強になります。私も黒河さんのスキルを盗み、身につけられるように、努力したいと思います。
PRODUCT

私の商材

クレーンと吊り具
私が携わるのは、大型の鉄鋼製品を倉庫内で移動させるための、クレーンや付随する吊り具、クレーンを動かすためのシステムといった多様な設備になります。そうした設備は、数年から十数年で更新を行う必要がありますが、よりコストダウンを図りながら、安全で効率的な作業が行えるものを導入しなければなりません。直近では、鉄鋼製品を持ち上げるための吊り具を更新する需要があり、追加の機能として吊り具の先にカメラを設置して、より安全で確実に操作を行えるように工夫しました。安全で効率的な運搬に不可欠な設備になっています。
WORK INDEX