JFE物流株式会社
ENTRY
WORK

物流技術

物流のDXを
推し進めていく
SHOGO
OSAWA
大澤 翔吾
西日本事業所(倉敷) 
倉敷商品物流部 
物流管理室
2019年入社
※内容は取材当時のものです
1DAY SCHEDULE

1日の仕事の流れ

08:00
出社、前日の操業の振り返り
08:30
操業ミーティング
10:00
在庫資料作成
11:00
薄板在庫打合せ
12:00
昼休憩
13:00
輸出バース会議
15:00
工事現場打合せ
16:30
退社
Q1

現在の仕事内容

出荷の効率化に限界はない
私が所属する倉敷商品物流部は、製品の出荷などをマネジメントする物流管理室と、設備の更新を検討する物流技術室に分かれており、私は物流管理室において、製鉄所で製造された鉄鋼製品をお客様のもとへ、滞りなく出荷するための調整業務を行っています。以前は物流技術室で、倉庫のクレーンの自動化にも携わっていましたが、現在では主に、船の動静や天候などを把握しながら荷役作業者と密にコミュニケーションを取り、毎日の操業スケジュールを作成する役割を担っています。安全に配慮しつつ、現場の出荷効率を日々高めていく仕事です。
Q2

入社理由

理系の知識が強く求められている
学生時代はプログラミングやデータ解析などをメインに学びました。就職活動では、これらの知識を幅広い分野で活かしたいと考え、メーカーやIT企業を視野に入れていました。そんな中、当社の会社説明会に参加し、同じ学部出身の先輩社員が現場で活躍している姿や、業務のシステム化が進む中で、物流の現場でも情報系の知見が求められていることを知りました。強い興味を持ったと同時に、自分のスキルを活かせると感じて入社を決意。実際に操業システムの改修に携わる機会があり、学生時代に培った知識が業務に役立つことを実感しています。
Q3

仕事の醍醐味

一人ひとりがチャレンジできる
環境
日々の操業管理に加え、お客様からの出荷要望に柔軟に対応することも、私たちの重要な業務の一つです。ある時、「1船当たりの輸出船の出荷量を、1万t増やせないか」とご相談をいただきました。難しいご要望ではありましたが、船舶の手配、製品置場の確保、搬送方法の見直しなど、現場の人たちと密に連携しながら、課題を一つひとつ丁寧に解決していきました。結果として、目標を達成することができ、お客様にもご満足いただけました。従来の枠を超えた新たな挑戦を通じて課題を乗り越えていくことは、物流業務の大きな醍醐味だと感じます。
Q4

今後の目標

物流業界のIT化に貢献
入社当初と比べると、クレーンの自動化や作業の省力化など、現場の効率化が着実に進んできています。一方で、まだ改善の余地がある分野も多く残されています。そのため、より現場に近い部署で業務に携わることで、現場の視点から課題を捉えられるようになりたいと考えています。理系の知識を有しているからこそ、物流業界のIT化、DX化を推進する役割も求められていると感じます。また製品系以外の操業についても深く学び、現場の安定稼働と作業効率の向上につながるような設備投資や、仕組みづくりにも貢献していきたいです。
COMMENT

同僚からのコメント

真面目に、ひたむきに頑張ってくれる
森 敏宣
私は物流管理室のグループ長を務めており、大澤くんはメンバーの一人として一緒に勤務しています。第一印象から真面目な好青年だと感じていて、現在もそのイメージは変わっておらず、真剣に仕事と向き合ってくれています。ただ、一緒に働いていくうちに、真面目なばかりではなく、冗談を言うようなユーモアのある一面も見せるようになり、また趣味のマラソンの話もしてくれるので、人間味あふれるところも彼の良さだと感じています。フットワークが軽いので、現場にもよく足を運んでくれますし、これからJFE物流を背負って立つ人材として非常に期待しています。
PRODUCT

私の商材

薄板倉庫自動クレーン
物流技術室に在籍していた頃、操業の省人化を進めるために、自動クレーンを導入しました。輸出する薄板を運ぶための自動クレーンなので、大型の設備ではあるのですが、導入にあたって倉庫内の操業を止めるわけにはいきません。操業への影響を最小限に抑えるため、工事のタイミングを操業状況に応じて調整するとともに、工事による置場能力への影響を事前に試算し、工事と操業の両立に努めました。自動クレーンの導入により搬送速度が向上し、薄板置場も効率的に運用することができ、輸出出荷における安定操業に貢献しています。
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