施工管理職
2023年キャリア入社
建設業界 施工管理
新卒で土木の建設会社に入社。土木工事の現場における安全管理や品質管理、工事計画の立案、進捗管理などを経験。建設現場における仕事のイロハを学んだ。
JFE物流 施工管理
当時はリーマンショック後の不安定な情勢だったこともあり、安定した事業環境を求めてJFE物流へ。製鉄所内外のプロジェクトに従事し、施工管理職として積算や施工計画の立案、現場管理などに携わる。
産業ガス業界 生産技術
さらなるスキルアップを目指し、転職を決意。産業ガスを扱う会社で、プラント製造工場内の生産計画の立案などに携わる。施工管理として約15年のキャリアを積んでいたため、それ以外の仕事は初めての経験だった。
工事の川上から川下まで
現在は施工管理として、製鉄所内外のプロジェクトで施工計画・工程の立案から、工事の進捗、安全、品質、コストの管理などを行っています。案件は機器の運搬や設備の修繕といった小規模なものから、製鉄所構内で使用する大型クレーンの納入・据付など、大規模なものまでさまざま。そうした工事を安全に、そしてスムーズに行えるよう、関係各所と連携を取り、調整していくのが私の役割です。案件の川上から川下まで手がけることになりますが、大手建設会社と比較すると裁量が大きく、全ての工程を経験できるので、幅広いスキルが身につきます。
JFE物流で再チャレンジしたい
私は2012年から2019年までJFE物流の機工部門で勤務していましたが、別の世界にもチャレンジしたいとの思いで、産業ガスを扱う会社に転職しました。そこで生産計画の立案などに携わり、施工管理とは全く異なる新しい仕事にもやりがいを感じていたのですが、マネジメント層へのキャリアアップを打診された際、「施工管理の現場が自分には最も合っているのではないか」と考えを改めるように。大型構造物の施工に携わることができること、また仕事の流れや社風も理解できていることから、もう一度JFE物流で働きたいと思い、入社を決めました。
キャリアを描きやすい環境
JFE物流で働く人は温かく、面倒見が良い社員が多いと感じます。特に施工管理の仕事は、お客様や協力会社の人たちと密に連携を取りながら工事を進めていくため、コミュニケーション力が欠かせません。だからこそ、魅力的な人がたくさんいるのだと思います。またJFE物流は東西の製鉄所を中心とした地域で働くことができます。転居を伴う異動が少ないため、私生活を含め自分のキャリア像を描きやすいことも当社で働くメリットです。
「ここで働きたい」
と思える環境をつくる
建設業界全体として、属人的な業務が多いのは課題です。例えば施工中にトラブルが発生した場合は、マニュアルに則って解決するのではなく、技術者一人ひとりの経験やノウハウをもとに解決するケースが多くあります。そうした知見は決して誤りではないのですが、人によって仕事のクオリティに差が出てしまいます。誰が作業を行っても高い品質を提供できるよう、ノウハウを共有していく仕組みを考えていきたいと思っています。私は会社に戻ってきた立場なので、JFE物流で働くことの良さを伝え、「ここで働きたい」と思える環境をつくることが、求められている役割だと思います。
※内容は2023年の取材当時のものです