JFE物流株式会社
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パパママ働き方座談会

仕事と育児が
相乗効果を生む
JFE物流は、すべての社員が仕事もプライベートも充実できるようにサポートしています。今回は産休や育休を取得して仕事と育児の両立に励むパパ・ママの4名に集まっていただき、JFE物流の働く環境を語ってもらいました。
※内容は2022年の取材当時のものです
AYUMI
TOYODA
豊田 あゆみ
総務部 総務・CSR室
2010年入社
長崎県の出身で、小学1年生の子を持つ。現在はJFEグループや官公庁から連絡を受け、社内の内部統制やコンプライアンスに関する調査の窓口として、実態調査や資料作成、社内外への報告を行っている。
SHOZO
SEIKE
清家 省三
機工事業部 機工営業部 営業室
2018年入社(キャリア入社)
3ヶ月前に生まれたばかりの子を持つ新米パパ。現在はプラントにおける機械の据付など、機工事業部で扱う工事に関する営業窓口を担当。案件の受注に向け、ヒアリングや見積もりの提出、金額交渉などを行い、顧客との関係性を構築している。
SHIORI
OIZUMI
大泉 汐里
東日本事業所 総務部
2015年入社
まもなく2歳になる子を持つ一児の母。休日はもっぱら子どもと散歩やお出かけをすることが多い。現在は東日本事業所における人事担当として、労務管理(PCのログや勤怠の管理)や自社寮管理、技能社員の採用業務を行う。
MANABU
WATANABE
渡辺 学
西日本事業所付倉敷運輸出向
2009年入社
4歳と1歳の娘を持つ二児の父。現在は西日本事業所の倉敷運輸に出向し、工場や倉庫などの構内輸送作業における配車調整、利益計画の策定、損益の分析と改善策の立案・実行、設備投資、車輛修繕管理など多岐にわたる業務を担当している。
TALK 01
仕事も育児も、
互いに助け合う
──それでは皆さん、本日はよろしくお願いします。早速ですが、皆さんは子育てに関して、どういった社内制度を利用したことがありますか?
豊田 私は産前産後休暇と育休を取りました。また現在も時短勤務を行っています。子どもが大きくなり、手離れしてきてはいるものの、家庭での学習や学校生活のサポートに手がかかるようになり、コロナ禍での学校生活も変則的です。当社は小学6年生まで時短勤務が利用可能なので、非常に助かっています。
渡辺 コロナ禍で育児や子育てのあり方も変化していますよね。私は2人の娘がいますが、二女の出産時に育休を2ヶ月取得しました。長女のときは取得しなかったのですが、周囲や時代の変化もあり、二女の出産時は子育てに専念しました。清家さんはお子さんが生まれたばかりだと思いますが、いかがですか?
清家 私は育休を1ヶ月取得しました。初めての子育てで、まだまだ慣れないことも多くありますが、妻と2人で協力しながら子どもと接することができて、貴重な時間だったなと思います。
大泉 生まれてすぐだと、まだまだ大変ですよね。私は1年7ヶ月くらいお休みをいただいて、仕事と育児のバランスを取るのにまだ苦戦していますが、徐々に育休前と同じようなスタイルに戻せるように努めています。
豊田 復帰してすぐはリズムを作るのが難しい部分もあると思いますが、大泉さんが個人的に意識しているところはありますか?
大泉 1日24時間を有効的に使うことと、仕事も育児も周囲との協力関係を構築することが大切です。育児や家事については夫と分担しながら取り組んで、仕事は保育園のお迎えがあるので、就業時間内でタスクを終えられるように細かくスケジュールを組んで、難しいときは同僚にお願いできるように、こまめに情報共有を行っています。
渡辺 すべてを1人で抱え込まないことは重要ですよね。私の場合、平日は妻が育児・家事をメインで行っていますが、私もできる限り早く帰って、長女に絵本の読み聞かせをしたり、休日は公園に出かけたりと、なるべく多くの時間を家族と過ごせるように意識しています。
清家 育児は二人三脚だなって、子育てをしてみて非常に感じます。常に育児だけ、仕事だけに偏ってしまうとストレスが生まれてしまうので、互いに休息時間が作れるようにフォローし合うことが大切だと思いますね。
TALK 02
仕事の質や効率化にも
良い影響を与える
──産休や育休を取得する前後で、働き方に変化はありましたか?
大泉 まず、あらゆることを子ども中心で考えるようになったと思います。1日のスケジュールは子ども中心に動きますので。一方で、自分自身のキャリアも大切にしたいと改めて思うようになりました。全力で子どもと接するからこそ、自分のキャリアも全力で駆け抜けて、その姿を見せてあげたいですね。
豊田 すごく素敵です。私の場合は、いかに効率良く仕事に取り組めるかを意識するようになりました。就業時間が限られるなかで成果を残すためには、綿密なスケジュールを組み、集中して取り組む必要があります。結果的に、産休・育休を取る前と比べて、仕事の質も効率も上がったと感じます。
清家 育児を始めると、仕事との向き合い方も大きく変わりますよね。仕事にかける時間は短くなるかもしれないけれど、生産性を上げて効率良く終わらせる。まさに現代に求められている働き方だと思います。私の場合はそこに加えて、養う家族が増えたので、より一層仕事へのモチベーションが上がりました。「守るべきものがある」みたいな(笑)。
渡辺 良い原動力ですね!私も効率性は重視するようになりました。仕事は必ず優先順位をつけて取り組みますし、同僚に協力を仰ぐ場合は、前もって相談しておくように意識しています。
清家 渡辺さんはお子さん2人を育てていらっしゃいますが、仕事後や休日も育児に全力を注ぐのは、大変ではないですか?
渡辺 もちろん大変なこともありますが、私自身も子どもたちと遊んだりするのが楽しいんです。本当に日々の成長を肌で感じることができますし、その時間って今しか無いんですよね。そのために仕事も頑張れば、気づけば自分自身も1人のビジネスパーソン、そして父親として成長できています。好循環だと思いますね。
大泉 自分たちが働くうえでの意識を変化させるのはもちろんのこと、会社や周囲のサポート体制も非常にありがたいです。子どもが突発的に発熱したときなどは、同じ部署の方が仕事を代わってくださいますし、消化できなかった有休を積み立てて、不測のときに利用できる積立休暇があるので、大変助かっています。
豊田 私もフレックスタイム制を利用して、保護者会やPTAなどの学校行事にも参加できているので、仕事と子育てを両立しやすい環境にあるなと感じています。
TALK 03
誰もが
利用できる制度に
──仕事と子育てを両立するうえで、「こんな制度があったらいいな」と感じることはありますか?
渡辺 現在もフレックスタイム制や育児短時間勤務などで対応ができる体制になっていますが、より一層柔軟な働き方が実現できたら良いなと思います。また育児休業や介護休業など長期休業からの復帰に際して、復帰前に面談の実施(復職時の業務ウェイトや時短希望の確認など)や休業中に復帰職場の業務状況が分かる仕組みがあると、より復帰しやすい環境が作れるのではと思います。
豊田 私は在宅勤務やフレックスタイムのコアレス化ができると良いと思います。現状はフレックスタイムもコア時間が決まっているため、その時間は外すことができません。しかしながら、コアレス化が実現できれば、子どもや自分の体調不良などで出社できないときでも柔軟に対応可能になりますし、ワークライフバランスの充実や、介護を担う社員にとっても仕事を継続しやすくなると思います。
清家 確かにそうですね。私自身は現状の制度で満足しているのですが、例えば育休取得促進のために、社内周知する講習会などがあると、男女分け隔てなく仕事と育児が両立できる土壌をつくれるのではないでしょうか。
渡辺 育休の制度そのものは知っていても、内容までは把握できていない人も多くいると思います。また利用者だけでなく、利用を促すために部門長としての対応も研修などで補い、全社的に活用できる制度になったら良いですね。
大泉 私の場合、今は管理部門におり、十分働きやすいと感じていますが、同じ東日本事業所内には操業部門など現場の仕事もあります。就業時間外の突発的な対応も求められるような仕事なので、特に女性で現場を担当している人は、仕事と育児の両立が、まだまだ容易ではありません。
豊田 職種や性別にかかわらず、誰でも両立できる環境にしたいですよね。
大泉 はい。仕事にも育児にも前向きな人材を定着させていくためには、誰でも制度を利用しやすい雰囲気づくり、体制づくりが欠かせないと感じています。
TALK 04
後輩たちの
道しるべになりたい
──母として、または父として描くキャリアの目標はありますか?
清家 私はキャリア採用で入社しているので、ここにいる皆さんほど実務に関する経験が豊富なわけではありません。まずは目の前にある仕事で着実に成果を出しつつ、ステップアップしていきたいと思います。
大泉 総合職の育休取得者は、増えてきてはいるものの、まだまだ発展途上です。育休取得後の働き方に漠然と不安を感じている後輩も多いように感じますので、まずは自分が今やれるだけのことをやって、結果としてそれが後輩たちの道しるべになっていたら嬉しいです。
豊田 そういう姿を見せられれば、さらにその後輩たちがモデルケースになって、良い循環が生まれそうですね。私も仕事と子育てを両立させつつ、さらなるキャリアアップを目指したいと思います。渡辺さんはどうでしょう?
渡辺 今後も子どもたちと過ごす時間を大切にしつつ、仕事においては、時間内で最大限の成果(課内の利益最大化)を上げて会社に貢献したいと思います。効率的に仕事をこなすことが、家族との時間の確保にもつながると思います。
皆さん、本日はお忙しいなかお集まりいただき、
ありがとうございました。
これからも仕事とプライベートの両立を目指し、
さまざまなチャレンジを続けていってください。
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